高所作業では安全帯とヘルメットを身につけよう!

高所作業では安全帯と作業用ヘルメットを身につけよう!

高所作業では安全帯と作業用ヘルメットが義務づけられている!

工事現場や建築現場では、作業員が安全のための装備を着用して作業に従事しています。特に危険性が高い高所作業に関しては安全のための装備が義務付けられており、保護帽(ヘルメット)と安全帯を着用が義務付けられて
います。これは使用者・労働者双方に定められた義務であり、使用者は安全のために労働者に着用させる指示を出さねばならず労働者は使用者の指示に従って装備を着用しなければいけません。このルールは労働安全衛生規則第518条、219条、520条に基づくもので、従わなければ法律違反に当たります。法律上では2メートルを超す高さでの作業を高所作業と定めているため、2メートル以上の作業時は安全装備を着用しなければいけません。

労働者が2メートル以上の高さの場所で作業に従事する時はヘルメットの着用を、作業場所に囲いや手摺など落下を防止するための設備が設けられない場合は安全帯を着用して作業に臨まなければいけません。

もちろんただ装備を着用すればよいというわけではありません。万一の事故から身体の安全を守るためには、十分な性能を有したヘルメットと安全帯を着用する必要があります。単に法律で決められているから、ルールだからという理由で着用するのではなく、命を守る大切な装備だということを認識しておかなければ安全性を確保することは不可能です。

高所作業ではどんな安全帯を選べばいいの?

安全帯とは高所から落下してしまった時に体を支える命綱の役目を果たす安全装備です。事故時の危険から身体を守る最後の装備ですから、十分な強度を備えた信頼できるものを選ぶ必要があります。

厚生労働省によって定める規格に適合し十分な性能を有しているもののみ「安全帯」の表示が認められています。表示がある製品であれば十分な性能を持った安全性の高い装備と判断して間違いありません。「安全ベルト」や「保安帯」等のように似ているけれど違う名称で販売されている製品に関しては、厚生労働省の定める基準を満たしていない製品の可能性もあるので注意が必要です。

どのような形状でどのように装着するか、というのも選ぶポイントです。産業安全研究所発行では胴ベルトタイプの1種、フルハーネスタイプの2種、垂直面用ハーネスの3種Aタイプ、傾斜面用ハーネスの3種Bタイプの種別を定めています。作業の内容や作業場所の環境によって最適な装備を選ばないと作業効率が低下してしまう恐れがあります。

もっとも一般的な胴ベルトタイプは比較的高度の低い作業現場で用いられるシンプルなタイプです。ベルトにつながるロープやワイヤーが命綱として機能するタイプで、装着が容易で作業を阻害しないというメリットがあります。

フルハーネスタイプの2種は墜落時の衝撃を全身で分散して受け止めることができます。墜落の可能性が高い狭い場所での作業や超高所での作業に使用されます。

3種Aタイプ、Bタイプは特殊な壁面作業に用いられるものでAタイプは窓拭きに、Bタイプは傾斜した壁面での作業に使用されます。

安全帯を使用していれば墜落は防止できますが、確実に体を支えられる保証はありません。万一の落下に備え、作業時は必ずヘルメットを着用してください。囲いや柵がある場合でも高所作業時はヘルメットの着用が義務付けられています。

高所作業ではどんな安全帯とヘルメットを選べばいいの?

高所作業におけるヘルメットは、万一の転落時に頭部を保護するために着用する大切な防具です。安全帯があれば墜落を防ぐことができますが、安全帯も万能ではありません。墜落時に安全帯が十分機能しなかったときに備え、十分な性能のあるものをかぶっておかなくてはいけません。

墜落時保護用のヘルメットに関しては基準が設けられており、衝撃吸収性試験と耐貫通性試験の二つの試験に合格しなければ墜落時保護用として販売することはできません。ただし、墜落時保護用として販売されているものであっても保護できる衝撃はそれほど大きいものではなく、ビルの屋上や電柱のてっぺんなどの高所から落ちればいくら墜落時保護用のヘルメットを着用していたとしても危険を防止することは困難です。安全装備はあくまでも万一に備えるためのものですから過信は禁物です。

歩く山道に関しては、出来るだけ岩や石がない山道のほうが足をぶつける恐れが少なくなるため地下足袋登山には向いていますので、山道を選択する場合にはその点にも注意が必要です。

墜落時保護用として基準をクリアしているものでもいろいろな種類があります。かぶり心地や通気性、重量や装着のしやすさなどチェックするべきポイントはいくつもあります。最も重要なポイントは、頭にフィットするジャストサイズのものを選ぶことです。サイズが大きいと作業中にずれてしまい視界を遮られてしまいますし、万一の事故時に保護すべき頭部からずれてしまっては十分な保護力が発揮されません。頭にぴったりとフィットして作業中の負担も少ないものを選びましょう。ヘッドバンドのサイズをワンタッチで調節できるタイプのものなら様々な頭のサイズに対応させることができます。

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