安全靴のお手入れ方法をご紹介!大事な安全靴を大事に使おう。

安全靴のお手入れ方法をご紹介!大事な安全靴を大事に使おう。

安全靴を使用する仕事

安全靴は、「重い物が足に落ちても大丈夫なように硬く作られている靴」というイメージから、建築業や工事現場の仕事でだけ使われていると思っている方がほとんどかもしれません。

しかし、電気工事や精密機器作業などの仕事をしている人には、静電靴、導電靴、耐電靴(絶縁ゴム底)という安全靴があります。自動車整備や機械油を使用する工場や厨房などで仕事をしている人には、耐油底の安全靴があります。寒い冬や冷蔵・冷凍環境で作業をされる人には防寒性と保温性のある安全靴があり、滑りやすい現場で仕事をされる人には高耐滑性の安全靴もあるのです。他にも、道路の舗装作業でも溶けにくい耐熱性のある安全靴、釘やガラスが落ちている現場で踏み抜きを防止する安全靴もあります。

デザインも短靴・ローカットタイプ、スニーカータイプ、足首まであるミドルタイプ、スネまで守るロングタイプ、長靴・ブーツタイプ、地下足袋タイプといった安全靴があるので、農業、水産・漁業、土木、調理場、建築業、農林業、警察・警備・保守、消防・救急、製造業、組立ライン、溶接・溶炉、鉄鋼・造船、金属加工、内装、屋根上、電気工事、災害・防災、配送・倉庫・引越、ビルメンテナンス・清掃、ガソリンスタンド、看護師・介護士・医療関係など、さまざまな仕事をされている方の足を守るのが安全靴なのです。

安全靴のお手入れ方法

安全靴は過酷な環境で履く靴なので、汚れたり、ダメージを受けることが多い履き物です。そのため、「安全靴は履きつぶすもの」と考えている人が少なくありません。

泥やホコリなどがついたままにしていると硬くなってひび割れることもありますし、足にフィットしなくなってしまいます。

安全靴のお手入れ方法は、柔らかい布やブラシを使ってホコリや汚れを落とします。紐があるものは外してお手入れした方がいいのですが、そこまでしなくてもいいでしょう。

安全靴が濡れている場合は、乾いた布ではなく濡らした布で汚れを落とし、その後に乾いた布で表面の水を吸い取ってください。安全靴の中まで濡れているようでしたら、新聞紙などを詰めて水分を吸わせます。新聞紙などを詰めたまま風通しのよい日陰で干してください。

十分に乾燥したら、次に靴クリームを安全靴全体にうすく塗ります。ただし、安全靴にはさまざまな素材がありますので、その素材に合った靴クリームを使ってください。靴クリームの説明にある用法で使用しなくてはいけませんが、クリームは全体を拭き上げてベタツキ感を取り除く必要があります。靴クリームを塗っても艶が出ない原因は、拭き上げが十分でないことがほとんどです。

安全靴を長く使うには

安全靴も、普段のお手入れをきちんとしていると、思っている以上に長く使うことができます。

お手入れだけではなく、安全靴は過酷な環境で使われる靴なので、どんなことからも守ってくれると思ってしまい、つい乱暴に扱ってしまいますが、本来の目的とは違う安全靴の使い方は避けるようにしてください。

安全靴に溶剤や薬品などがついた場合は、すぐに拭き取るようにしてください(その際、手などに薬品がつかないように注意してください)。

安全靴がポリウレタン底の場合、新品のままで履かずに保管している状態であっても、経年により劣化することがあります。靴底がはがれたり、ひび割れたり、ボロボロと崩れてくることがありますので、仕事現場でこのようなことが起こっては危険です。購入してから3〜4年経過したポリウレタン底の安全靴は、使用・未使用に限らず、靴底には十分注意するようにしてください。

安全靴を長く使うには、かかとをつぶして履くことはしないでください。安全靴を履くときにもかかとを踏むことがあると思いますが、できれば、「靴べら」を使うようにすると長持ちします。

また、安全靴のつま先を地面に打ち付けることも靴を傷めたり、キズがついたりするのでやめましょう。

安全靴を長く使うための理想的な方法は、1足の安全靴を毎日使わずに、2、3足をローテーションして履くことです。1日〜1日半以上、安全靴を休ませてあげるとを長く使うことができます。

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